empximpt


EMPXIMPT(1)                                                        EMPXIMPT(1)




       empximpt - 他のソフトウェアパッケージで作成されたデータファイルのデータ
       を
        import する。


       empximpt -d [options] dBASE_file empress_db

       empximpt -l [-v] DIF_file empress_db table_name


       empximpt は 他のソフトウェアパッケージで作成されたデータファイルのデ ー
       タ を  EMPRESS   デ ータベースに import する。サポート形式: dBASE III,
       dBASE III Plus, Data Interchage format
        (DIF - Lotus 1-2-3, Quattro Pro, その他スプレッドシート・プログラム の
       データ変換用形式)


       -d    dBASE III, dBASE III Plus, dBASE IV file (.dbf).からのimport を行
             う。

            :

            -a        メモデータの DOS の end-of-line (EOL) を UNIX の EOL  に
                      変換する。

            -c         value 作成される文字フィールドのタイプを選択する。value
                      の値は 1, 2, 3 であり、デフォルトは3である。

            -f          強制的にテーブルを作成する。このオプションが指定されて
                      いない場合で、既に存在するテーブルと同一のテーブル名がコ
                      マンド行で指定されている場合はエラーメッセージが表示され
                      る。オプションが指定されている場合は既存テーブルは新しい
                      テーブルで置き変わる。

            -l          属性名が大文字から小文字に変換される。(dBASE のデフォ
                      ルトは大文字である)

            -r        dBASE で削除されたレコードも含めて全てのレコードを
                       import する。dBASE でのレコード削除は物理的にレコードを
                      削除しない。もしこのフラグが設定されているならば、これら
                      の レコードは EMPRESS データベースに他のレコードと同様に
                      登録される。

            -s val val val val  EMPRESS text 属性の作成時のパラメータを設定 す
                      る。( EMPRESS の text フィールドは dBASE ファイルのメモ
                      フィールドに相当する。)値は表示長、一時格納域長、溢れ格
                      納 域 長 、 直接指定可能拡張子数である。デフォルトは 80,
                      512, 512, 1 である。

            -t table table 名のテーブルが作成される。同一名を持つ既存テーブ ル
                      に対して上書きを防ぐのにこのオプションが利用されます。デ
                      フォルトテーブル名が EMPRESS の予約語である場合にもそ の
                      予約語を避けるためにテーブル名を変更する為に使われます。
                      このオプションが使用されない時は、empximpt はデフォル ト
                      で  dBASE ファイルの名前( .dbf 拡張子は除く)が使用され
                      る。

            -v[value] プログラムを冗長モードで実行する。このオプションは違った
                      レ ベルのデバッグメッセージを報告する。正しい値は 0-3 で
                      ある。デフォルトは1である。オプション -v0 は冗長モー ド
                      を無効にする。

            -z value  EMPRESS の日付フィールドの作成時の型を選択する。設定値は
                      0-8 であり、デフォルトは0である。

            dBASE_file         import する dBASE ファイルを指定する。このフ ァ
                      イルはプロセスによって変更する事はできない。ファイル拡張
                      子 .dbf は dBASE ファイル名に付け足される 名 前 で あ り
                      、dBASE_file での指定では付かない。

            empress_db         EMPRESS データベースを指定する。

       -l        DIF からデータを import する。

            -v             プログラムを冗長モードで実行する。

            DIF_file       Data Interchange Format (DIF) ファイルを指定する。.

            empress_db     kEMPRESS データベースを指定する。

            table_name     テーブル名を指定する。



       1.Empress と dBASE フィールド型の違い。 empximpt  -d オプションがこれ
            らの違いを以下のように処理する:

            dBASE の文字フィールドは EMPRESS の NLS 文字フィールドに変換される
            。

            dBASE の数値フィールドで小数点を含まず、桁数が4桁より大きくない場
            合は
             EMPRESS の integer フィールドに変換される。

            dBASE の数値フィールドで小数点を含まず、桁数が4桁より大きい場合は
             EMPRESS の longinteger フィールドに変換される。

            dBASE の数値フィールドで小数点を含み、桁数が15桁より大きくない場
            合は
             EMPRESS の decimal フィールドに変換される。

            dBASE の数値フィールドで小数点を含み、桁数が15桁より大きい場合は
             EMPRESS の longfloat フィールドに変換される。

            dBASE IV の float フィールドは dBASE の数値フィールドと同様に変 換
            される。

            dBASE  の日付けフィールドは EMPRESS の日付けフィールドに変換される
            。

            dBASE 論理フィールドは EMPRESS の1バイト文字フィールドに変換さ れ
            る。

            dBASE のメモフィールドは EMPRESS の nlstext フィールドに変換される
            。

            dBASE IV は _DBASELOCK と呼ばれる非表示の特殊なフィールドを
             dbf ファイル中に持つ。empximpt はこのフィールドを import しない。


       著作: Empress Software Inc.全資料は著作権保護されており、認可制になって
       います。認可されていないCPUでの使用は禁止されています。



Empress Software                   Version 8                       EMPXIMPT(1)