empupgrd


EMPUPGRD(1)                                                        EMPUPGRD(1)




       empupgrd  - 旧バージョンで作成されたデータベースを、バージョン 8 用に変
       換します。


       empupgrd  [-f] database


       Empupgrd 前バージョンで作成されたデータベースをバージョン 8 でアクセ ス
       できるようにアップグレードします。このコマンドは、バージョン 8 の新機能
       を使用できるように変換するものではありません。バージョン 8  の  Empress
       か らデータアクセスだけができるように、簡単にデータベース変換をしていま
       す。新しい機能を使いたい場合にデータベース変換をする場合は、empcnvt  コ
       マンドを使用して下さい。

       データベースをアップグレードした場合には、Empress バージョン 8 でのみデ
       ータベースへのアクセスはできません。このコマンドを実行する前にデータ ベ
       ースのバックアップを取得することを推奨します。

       -f   強制実行。ユーザには通知されません。      データベースにアクセスが
                 ないか確認をとる必要があります。


FILES
       EMPRESS データベースファイル


       empcnvt(1)


       データベースが指定されていないか、データベースが Empress の旧バージョン
       のものでない時は、エラーとなります。


       著者: Empress Software Inc.  全ての資料は著作権保護されており、認可制に
       なっています。認可されていない CPU での使用は禁止されています。


       アップグレードが失敗した場合、データベースは不安定な状態となります。 ア
       ップグレードする前に、必ずバックアップを取得して下さい。

<B> _ _ _ 警告:

       このユテイリテイを実行する前に、ユーザは以下の作業をして下さい。:


                 変 換プロセスによってデータベースに変更がかかる前にバックアッ
                 プを取得して下さい。

                 データベースの tabzero ファイルが編集されると、リカバリログは
                 無 効となります。変換後、ユーザは新しいリカバリログファイルを
                 作成する事が可能となり、リカバリログは再び有効となります。

                 データベースの tabzero ファイルが編集される と 、 履 歴 ロ グ
                 (audit trail)は無効となります。変換後、ユーザは新しい履歴ロ
                 グを作成する事が可能となり、履歴ログが再び有効となります。

                 データベース上の全てのトランザクションは無効となります。

                 データベースにアクセスがないか確認が必要です。



Empress Software                   Version 8                       EMPUPGRD(1)