empshm
EMPSHM(1) EMPSHM(1)
名前
empshm - パラメータファイルとパーティッションファイルの作成を支援するユ
ーティリティ
形式
empshm | params | outfile
| partitions |
機能説明
Empshm はパラメータファイルとパーティッションファイルの作成を支援するユ
ー ティリティです。本ユーティリティは必要な情報を問い合わせる対話型のプ
ログラムです。
"params" オプションをともなって起動される 0及びロックを特定の共有メ モ
リパーティッションに割り当てる為のパラメータファイルを作成する。
パ ラメータファイルは共有メモリを使用する個々のテーブルで必要である。但
し、全てのテーブルが独自のパラメータファイルを必要とするわけでははく 、
グ ローバルバッファとロックを使用するテーブルについては同一の情報を共有
することができる。マップファイルが使用される場合は、割り付けるファイ ル
毎 にパラメータファイルが必要になる。なぜなら、マップファイルはデータベ
ースの1つの物理的ファイルにしか割り当てられないからである。
パラメータファイルは5つのセクションからなっている。セクションとは: デ
フォルト、テーブル、可変長データ、インデックス、ロックである。
1度全てのパラメータファイルと共有メモリセグメントが( "empadm database
shmcreate" によって)作成されているならば、データベースが使用状態にない
時 に "empadm database params OUTFILE table" を使用してパラメータファイ
ルをテーブルに割り当てることができる。割り当てが終了するとパラメータ フ
ァイルは不用になる(但し、sys_dictionary に関するパラメータファイルは除
く)。
Empress テーブル sys_dictionary を共有メモリに常駐させたい場合は、
"empadm database params" によってパラメータファイルを割り当てた後、
tabzero ファイルにパラメータファイルの記述を付加します。
empshm がオプション "partition" をともなって起動された時は、データベー
ス で使用する共有メモリを設定する為のパーティッションファイルを作成しま
す。このプログラムは必要なパーティッションタイプ(ロックマネージャ、 グ
ロ ーバルバッファ、マップファイル)について問い合わせ、その応答によって
は更に詳しい情報を求めます。そして、全てのパーティッションが定義され る
まで繰り返されます。
"Empshm partitions" はデフォルトを示し、必要な計算を行います。また、ど
のパーティッションが必要であるかを問い合わせます。
データベースに対してそれぞれのタイプのパーティッションを複数作成でき る
こ とに注意して下さい。個別のパーティッションファイルが個々のデータベー
スに必要です。
パーティッションファイルが生成されデータベースの使用者がいない場合、 デ
ー タベースに存在するロックを "empclrlk" で消去してパーティッションファ
イルを共有メモリを使用するデータベースの tabzero ファイルに追加する。そ
うすることによって共有メモリセグメントを "empadm database shmcreate" ユ
ーティリティによって作成することができる。
ファイル
EMPRESS データベース ファイル
関連項目
empadm(1)
Empress: Database Administrator's Guide
診断
出力ファイルが指定されなかった場合はエラーメッセージを表示する。
履歴
著作: Empress Software Inc.全資料は著作権保護されており、認可制になって
います。認可されていないCPUでの使用は禁止されています。
Empress Software Version 8 EMPSHM(1)