empident
EMPIDENT(1) EMPIDENT(1)
名前
empident - テーブルに関する情報を表示する。また、オプションで選択された
レコードを表示する。
形式
empident database table ["where_clause"]
機能説明
Empident はデータベース名、テーブル名、オプションで WHERE 句を指定さ れ
る と、テーブルを構成する全てのファイルに関するレコード数とサイズを報告
する。このサイズはメイン( .rel )ファイル、テキストやバルクのオーバ ー
フ ローファイルやテーブルに関連付けられるインデックスファイル全てを含ん
だサイズである。
本ユーティリティはオプションの WHERE 句を使用する事によってテーブルから
レ コードを選択する。その選択されたそれぞれのレコードに対して固定長属性
の値とバルクやテキストなど可変長属性のデータ長が表示される。
WHERE 句には Empress SQL リファレンス・マニュアルに記述された正しい 文
法のものであればどのような WHERE 句でも受け付ける。
正しく実行される為には sys_tables に select 特権、対象となるテーブルに
display 特権と select 特権がなければならない。
更 に、テーブルがリモートノードに存在する場合、テーブルのサイズを求める
にはリモートシェルを使ってテーブル関連ファイルにアクセスできる必要が あ
る。
例1:データベース 'db1' の 'table1' の情報と全てのレコードリストを得る
。
empident db1 table1
例2:データベース 'db1' の 'table1' の情報と、属性 NUM が100より 大
きい値を持つレコードリストをファイル "/tmp/ident1" に保存する。
empident db1 table1 "where NUM > 100 list into
'/tmp/ident1' "
ファイル
EMPRESS データベース ファイル.
関連項目
empdelr(1)
診断
データベースやテーブルが指定されない場合、また、それらが存在しないま た
は正しくない場合、あるいは指定した WHERE 句に誤りがある場合はエラー診断
を表示する。リモートシェルのパーミッションが無いなどでテーブルのサイ ズ
が 得られない場合などは "Size not available" のようなメッセージが表示さ
れる。
履歴
著作: Empress Software Inc.全資料は著作権保護されており、認可制になって
います。認可されていないCPUでの使用は禁止されています。
Empress Software Version 8 EMPIDENT(1)