empec++
EMPEC++(1) EMPEC++(1)
名前
empec++ - C++プログラムをコンパイルしEMPRESS Precompilerライブラリを
リンクする。
形式
empec++ [empec<B>+__options] [cc_options] file ...
機能説明
Empec++ は cc を起動し、EMPRESS Precompiler ライブラリをリンクする。 フ
ァ イルリストには empesql で生成された ファイルが含まれていなければなら
ない。これらのファイルの既定値は mpout.c である。 empec<B>+__options は 以
下に示す。
-c_compiler compiler_name 通常使用するコンパイラと違うものを使用し
たい場合に指定する。通常使用するコンパ イ
ラ は $MSPATH/custom/options で
MSSYS_CCOMPILER によって指定されます。
-echoline 実行ファイルを作成せずに、コンパイル要 素
を表示させる。
-listlines 実行ファイルを作成せずに、多数の行でコン
パイル要素を表示させる。
-linker filename リンク時にファイル名を指定する。このオ プ
ションはコンパイルしない。
-noglobmain msmain を使用していない時に、このオプショ
ンを使ってください。
-noshlib [-loadpsmapi] Empress 共有ライブラリを使用せず。 load-
psmapi オ プ ションが指定されているなら
、PSMのための Empress スタティックライ ブ
ラリがロードされます。
-sptrash メモリがフリーであるとき、メモリスペース
を開放する。このオプションはメモリ問題 を
デ バッグするツールとして使える。このオプ
ションが指定されるなら、Empress 共有ラ イ
ブラリが使えません。
-pthread マルチスレッドのアプリケーションのために
スレッドセイフなコードを生成する。これ は
Empress ルーチンがマルチスレッドのアプリ
ケーションで呼ばれることができることを 意
味 する。多数なスレッドが並列的に実行して
も、実際は順番に並べて、シングルスレッ ド
された環境で走ることと比べて同じである。
組込み SQL の結果は、全スレッドがグローバ
ルとなります。マルチスレッドなアプリケ ー
ションは、thread-safe マナーに準じた ESQL
ステートメントを使用しなくてはなりませ ん
。 違 い は ESQL ステートメントが thread-
safe であるか、ないかです。例えば、マルチ
ス レッドなアプリケーションが、他のアプリ
ケーションのスレッドがアクセスしている テ
ー ブルをクロース する 場 合、thread-safe
なクロースステートメントは使用しない。
マルチスレッドで使用した場合、特に数々 の
EXEC SQL 連鎖はユーザが指定した明白な同期
構成によって守られる。それらはトランザ ク
シ ョ ン処理: START TRANSACTION,..., COM-
MIT/ ROOLBACK TRANSACTION と、カーソル 処
理: OPEN CURSOR, FETCH,CLOSE CURSOR も含
んでいる。
数々のグローバル構成は、戻り値またはエ ラ
ー 情報の為に ANSI SQL の中で定義されてい
る。グローバル 構 成 は、thread-safe であ
りそれらは、SQLCODE, SQLCNT,SQLWARNO であ
る。他のグローバル 構 成 、SQLCMD, SQL-
WARN1, SQLERRMC, mroperr は、thread-safe
ではない。
-spmalloc Empress のメモリマネージャの代わりにス ペ
ースを割り当てるために malloc を使う。 サ
ードパーティーメモリデバッガが使われる と
き 、 そ れ は 有 用 である。通常、それは
Empress のメモリマネージャより遅い。
ファイル
EMPRESS ライブラリ
関連項目
empesql(1), empcc(1), empef77(1)
Empress Host Language: The SQL Precompiler
診断
See cc(1).
履歴
著作: Empress Software Inc.全資料は著作権保護されており、認可制になって
います。認可されていないCPUでの使用は禁止されています。
Empress Software Version 8 EMPEC++(1)