empdelr
EMPDELR(1) EMPDELR(1)
名前
empdelr - Empress データベースのテーブルから選択的にレコード削除を行う
。
形式
empdelr database table ["where_clause"]
機能説明
empdelr はテーブルからレコードを選択して削除し、ファイル容量を回復さ せ
る。データベース名、テーブル名、それからオプションの WHERE 句がこのユー
ティリティに対するパラメータである。
WHERE 句が指定されない場合は全てのレコードが削除される。WHERE 句が指定
された場合は該当するレコードだけが削除される。
WHERE 句は Empress SQL リファレンス・マニュアルに記述されているような
文法に従ってなければならない。
テーブルには delete 特権と alter 特権がなければならない。
注:容量回復の処理中、該当するテーブルに対してアクセスがあってはなら な
い 。データベース管理者がこのコマンドを発行する場合は、'empadm dbamode'
コマンドを使ってこのコマンド実行前にデータベースへのアクセスを禁止に し
た方がよい。
注 :empdelr を実行した後、テーブルにデータ挿入を行うとレコード削除を行
う前に標準のSQL文にて "delete from table ..." を行って削除を行った後
に行う時より実行速度が遅い場合がある。それは empdelr が既に削除されてし
まっているレコードのスペースを切り詰めてしまい、レコード挿入に伴いフ ァ
イ ルを拡張しなければならなくなったからである。ですからこのユーティリテ
ィを使うのはスペースがごく限られている場合やレコード挿入が即座に実行 さ
れる事を望まない場合に使用する事をお勧めする。
ファイル
EMPRESS データベース ファイル.
関連項目
empident(1)
診断
デ ータベース名やテーブル名が指定されなかった場合や、指定されたそれらが
無かった場合、あるいは正しくなかった場合、また、WHERE 句が正しくなか っ
た場合にはエラー診断が表示される。
履歴
著作: Empress Software Inc.全資料は著作権保護されており、認可制になって
います。認可されていないCPUでの使用は禁止されています。
Empress Software Version 8 EMPDELR(1)