empclean
EMPCLEAN(1) EMPCLEAN(1)
名前
empclean - Empress データベースの状態を正常な状態にするユーティリティ
形式
empclean -m config_file
empclean [-verify] database [commands ...]
empclean [-verify] -f config_filr [database [commands ...]]
機能説明
empclean はデータベースの矛盾を報告、修繕する。ロック、トランザクション
、一時ファイル、コーディネータ情報、他のデータベース障害の残った状態 が
調べられ、解決されます。
コ ンフィグレーションファイルによって指定された不用意なオペレーションや
コマンド・ラインから実行された不用意なオペレーションを empclean ('emp-
clean -m' は除く) が以下の "基本セット" により実行しきれいにする。これ
らのオペレーションの実行後はそれらのチェックがなされる。
・ 残存しているトランザクションを調べ、解決する。
・ 残存するロックを調べ、消去する。
・ 停止したサーバを調べ再起動し、残存障害を取り除く。
・ サーバのロックとクライアントの修繕。
・ コーディネータ情報の調査と消去。
・ 消滅した共有メモリの調査と生成。
-m config_file
config_file という名前の新しいコンフィグレーション・ファイ ル
を作成する。本コマンドは empclean が config_file ファイルを作
成するのに使う情報を収集する間、相互作用するセッションを開 始
する。
-f config_file
config_file で指定されたオペレーションを実行する。このコンフ
ィグレーション・ファイルには empclean を実行中のホストに関 す
る 情報、サーバ、調査を行いたいデータベース、それらのデータベ
ースのクライアント、及びクリーンUPしたいディレクトリの情 報
が含まれる。
database [command ...]
もしオプション '-f config' が指定された場合、 config で指定さ
れたデータベースに対するオペレーションのみが実行される。も し
コ マンドリストが指定された場合は、これらのコマンドが実行され
るのみである。データベースが指定され、-f オプションが指定され
な かった場合、基本的な保全チェックがコマンドリストに加えられ
る。
コマンドは次の内のどれか1つ:
recompile_all 全てのテーブルに対する sys_dictionary データのリコ
ンパイル
recompile sys_dictionary 中の使用できないデータに対するリコ
ンパイル
table_check データベース・ディレクトリにある不明なファイルや辞
書にある不明なデータを消去する。
data_check 壊れた .rel あるいは .dtf 拡張子を持つファイルを探
し、修復する。
rebuild_user_indices
ユーザーテーブルインデックスを作り直す。
temp 不明な一時ファイルを消去する。
-verify
このオプションは指定されたコンフィグレーション・ファイルの オ
ペ レーションが実行され、見つかった問題やデータベースを作成す
る為になされる変更を表示する。データベースには何も処理はさ れ
ない。
ファイル
Empress データベース ファイル
Empress トランザクション ログ
関連項目
Empress: Database Administrator's Guide
診断
デ ータベースが指定されない場合または、指定されたデータベースが Empress
のデータベースでない場合はエラーメッセージを表示する。
履歴
著作: Empress Software Inc.全資料は著作権保護されており、認可制になって
います。認可されていないCPUでの使用は禁止されています。
Empress Software Version 8 EMPCLEAN(1)