empcc
EMPCC(1) EMPCC(1)
名前
empcc - C プログラムをコンパイルし、EMPRESS ライブラリとリンクする。
形式
empcc [empcc_options] [cc_options] file ...
機能説明
Empcc は cc を起動し、EMPRESS ライブラリを検索する。 empcc_options:
-c_compiler compiler_name $EMPRESSPATH/common/sys_bin/cc で通常使用
しているコンパイラとは違うコンパイラを 使
用する場合にコンパイラを指定する。
-ansi_c 厳密な Ansi Cコンパイラを使用する。(バ
ージョン8つのデフォルトは必要な 厳 密 な
Ansi Cではなく、 Ansi Cを使う)
-c_compiler compiler_name 通常使用しているコンパイラとは違うコンパ
イラを使用する場合にコンパイラを指定す る
。 通 常 使 用 す る コ ン パ イ ラ は
$MSPATH/custom/optionsで MSSYS_CCOMPILER
によって指定されます。
-echoline 実行ファイルを作成せずに、コンパイル要素
を表示させる。
-listlines 実行ファイルを作成せずに、多数の行でコ ン
パイル要素を表示させる。
-linker filename リンク時にファイル名を指定する。このオプ
ションはコンパイルしない。
-noglobmain msmain を使用していない時に、このオプショ
ンを使ってください。
-noshlib [-loadpsmapi] Empress 共有ライブラリを使用せず。load-
psmapi オプションが指定されて い る な ら
、PSM のための Empress スタティックライブ
ラリがロードされます。
-sptrash メモリがフリーであるとき、メモリスペー ス
を 開放する。このオプションはメモリ問題を
デバッグするツールとして使える。このオ プ
シ ョンが指定されるなら、Empress 共有ライ
ブラリが使えません。
-pthread マルチスレッドのアプリケーションのため に
ス レッドセイフなコードを生成する。これは
Empress ルーチンがマルチスレッドのアプリ
ケ ーションで呼ばれることができることを意
味する。多数なスレッドが並列的に実行し て
も 、実際は順番に並べて、シングルスレッド
された環境で走ることと比べて同じである 。
マ ルチスレッドのアプリケーションは、これ
らのルーチンが安全であるか否かにかかわ ら
ず 、いずれにしても安全な方法でこれらのル
ーチンを使う責任を持っている。
-spmalloc Empress のメモリマネージャの代わりにス ペ
ースを割り当てるために malloc を使う。 サ
ードパーティーメモリデバッガが使われる と
き、それは有用である。通常、それはEmpress
のメモリマネージャより遅い。
ファイル
EMPRESS ライブラリ
関連項目
cc(1)
Empress Host Language: Command Language Interface
Empress Host Language: C Interface - mx Routines
Empress Host Language: C Kernel Level Interface - mr Routines
診断
See cc(1).
履歴
著作: Empress Software Inc.全資料は著作権保護されており、認可制になって
います。認可されていないCPUでの使用は禁止されています。
Empress Software Version 8 EMPCC(1)